家の片付けをプロに頼むメリット・デメリット
目次
こんにちは、リライフです。
本日は、売却前の空き家の片付けでした。
初めはご自分でお片付けしていたそうなのですが、
急に売却が決まり急ぎのご依頼でした。
作業を見ながら「早いですね〜」と終始仰っていました。
さて、よく
「家の片付けをプロに頼むとどう違うの?」
という根本的な市質問をされます。
今日はそのテーマでお話しします。
実家や空き家、遺品の整理など、
「自分たちでやろうか、それとも業者にお願いしようか…」
と迷われる方はとても多いです。
この記事では、価格・時間・気持ち・労力の4つの面から、
プロに頼む場合と自分で片付ける場合をわかりやすく比べてみましょう。
①価格面の比較
「業者に頼むと高そう…」
そう思う方が大半かと思います。
正直いえば、自分で片付けるよりは高くなると思います。
しかし現場により、
処分費・トラック・搬出・移動費などをすべて自分で手配すると、
意外と業者と変わらないか、それ以上かかるケースもあります。
たとえば、2トントラック1台を借りて、
処分場に何度も往復したとします。
レンタカー代、ガソリン代、処分費、養生資材費を合わせると
軽く数万円〜10万円前後になることも。
一方、プロに頼めば、
分別・運搬・処分までワンセットで完了。
相見積もりをすれば無駄な費用を抑えることも可能です。
ですので、一概に業者が高いともいえないケースも多々あります。
②時間面の比較
家の片付けは思ったよりも時間がかかります。
1軒分を自分たちで行う場合、
休みの日を使っても数日〜1ヶ月以上かかるり、それ以上のケースも多々あります。
例えば、
「1日5時間×10日=50時間」。
もし自分の時給を1,000円で考えると、
作業だけで5万円分の時間を使っている計算になります。
さらに、分別・搬出・運搬などで何度も移動する手間。
その間に他の用事ができないことを考えると、
「時間をお金で買う」という考え方も大切だとは思います。
③気持ちの面
これが一番大変かもしれません。
特に遺品整理や実家の片付けは、
ただの「ゴミ処理」ではありません。
一つひとつの物に思い出があり、
手を止めて涙が出てしまう方も多いです。
「この服、お母さんが着ていたな」
「この茶碗、孫にあげようと思ってたのかな」
そんな思いがよみがえる中で作業を続けるのは、
心の負担がとても大きいんです。
プロに任せることで、
「必要な物の選別」だけ自分たちで行い、
あとは心の整理に時間を使うことができます。
④労力の比較
片付けは、体力仕事でもあります。
タンスや冷蔵庫などの大型家具、
階段や狭い通路からの搬出は、
慣れていないと腰や手を痛める危険もあります。
また、古い家では
ガラスの破片やカビ、ホコリで体調を崩すことも。
実際に「無理してぎっくり腰になった」というケースもあります。
プロの業者なら、
安全に搬出する技術と道具を持っているので、
ケガや事故のリスクを最小限にできます。
⑤まとめ:自分でやる?プロに頼む?
✅ 時間と体力に余裕があり、物量も少ないなら、
自分で片付けるのもOK。
✅ でも、
・物が多い
・遠方に住んでいる
・気持ち的につらい
・大型家具が多い
といった場合は、プロに頼むのが賢明です。
ただし、
ゴミ屋敷や孤独死現場などは専門知識が必要なので、
必ず業者に相談してください。
例:70代の母の家を片付けたケース
実際にあったお話です。
長女さんが1人で片付け始めましたが、
3日で心身ともに限界に。
途中で弊社にご依頼いただき、
2日間で作業完了。
「最初からお願いすればよかった」と笑顔で言ってくださいました。
最後に
片付けには、お金だけでなく「時間」と「心」も使います。
「どれが自分に合っているか」
一度冷静に考えてみてください。
もし不安や迷いがあるときは、
リライフが一緒に考えます。
どんなに散らかったお部屋でも大丈夫。
片付けの第一歩は、“相談する勇気”からです。
