後悔しないための「生前整理」5つのポイント
目次
こんにちは。リライフです。
本日は、生前整理のお問合せを頂きました。
上越・妙高・糸魚川エリアで、遺品整理・生前整理・ゴミ屋敷清掃の依頼の
ほかに生前整理のお問合せも増えています。
「生前整理って、いつから始めればいいの?」
「どこから手をつけたらいいのかわからない…」
そんな声を多くいただきます。
でも、生前整理は“終活”ではなく、「安心してこれからを生きる準備」です。
今回は、現場でたくさんのご家庭を見てきた私が感じた、
失敗しないための「生前整理のポイント」を5つにまとめました。
① 思い出の品から始めない
多くの方が最初にアルバムや手紙に手をつけますが、これは一番つまずくパターンです。
つい思い出に浸ってしまい、時間だけが過ぎて片付けが進まないんです。
まずは、「明らかにもう使わないもの」から。
たとえば古い調理器具や壊れた家電、賞味期限切れの食品など。
“判断しやすい物”から進めることで、整理の流れがつかめます。
② 「残す」「手放す」を明確に分ける
生前整理の基本は仕分けのルール作りです。
おすすめは、3つの箱を用意すること。
- 残すもの(思い出・必要品)
- 手放すもの(処分・寄付・売却)
- 保留(迷ったもの)
迷うものを無理に決めず、「保留箱」に入れるだけでもOK。
1週間後に見直すと、「やっぱりいらないかも」と冷静に判断できます。
③ 家族と共有する
「生前整理」は、自分のためだけではありません。
あとで家族が困らないように、“想いを伝える”整理でもあります。
たとえば、
・アルバムの中にメモをつけておく
・預貯金の通帳や重要書類の場所をまとめる
・「これは〇〇に譲りたい」とメモしておく
実際、私の現場でも「お母さんの意向がわからなくて揉めた」というご家族を多く見てきました。
早めに話しておくことで、家族の心の整理にもつながります。
④ 一度にやろうとしない
一気に片付けようとすると、必ず疲れます。
途中で「もうイヤだ」と投げ出してしまう方も少なくありません。
大事なのは、“少しずつ続ける”こと。
たとえば、「今日はキッチンの引き出し1段だけ」「今日は服を10枚だけ」。
1日15分でもOKです。
ゆっくり進める方が、最終的に確実に終わります。
ある70代の女性のお客様は、
「1日10分だけ片付ける」と決めて半年かけて家全体を整理しました。
結果、部屋がスッキリして気持ちまで軽くなったそうです。
⑤ 専門業者に相談するのも一つの方法
「物が多すぎてどうしても無理…」という方は、プロに頼むことも立派な選択です。
私たちリライフにも、「一緒に仕分けだけしてほしい」「重い家具を運ぶのを手伝って」など、部分的な依頼も多いです。
自分一人で無理をすると、腰を痛めたり、気持ちが落ち込んだりすることもあります。
専門業者に相談すれば、安全・効率的・丁寧に進めることができます。
【まとめ】
生前整理は「亡くなる準備」ではなく、
**これからの人生をより心地よく過ごすための“生活整理”**です。
ポイントをおさらいすると…
- 思い出の品から始めない
- 残す・手放す・保留の3分類
- 家族と共有する
- 少しずつ続ける
- 無理せず業者に相談する
大切なのは、完璧を目指さず少しずつ始めること。
たとえ引き出し一つでも、それが“生前整理の第一歩”です。
「気持ちはあるけど、何から始めていいかわからない…」
そんな方は、リライフにお気軽にご相談ください。
仕分けや整理の方法、回収・処分のアドバイスまで丁寧にサポートいたします。
