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不動産会社で査定額が違う理由とは?4つの確認ポイント

目次

査定の差はなぜ起きる?

「A社とB社で査定額がこんなに違うなんて…」
「高い方で売れるならそれが一番いいよね?」
そう思う方は多いですが、実はそこに大きな落とし穴があります。

不動産の査定額は会社ごとにバラバラです。
ですが、高い金額を提示してくれた会社が必ずしも正解とは限りません。

この記事では、不動産査定で金額が違う理由をわかりやすく解説し、後悔しないための4つの確認ポイントをお伝えします。
最後まで読むと「なぜ価格が違うのか?」「本当に信用できる不動産会社はどこか?」がスッキリ理解できるはずです。


仲介査定は「いくらで売りたいですか?」が前提

不動産仲介の場合、売主が希望する金額で市場に出すことは可能です。
たとえば、相場が1,200万円前後の空き家でも、「1,600万円で出してほしい」と言えば、その価格で販売スタートできます。

ですが…問題は「売れるかどうか」です。
相場より高い金額で売り出しても、買い手がつかなければ数ヶ月、数年と売れ残ることも少なくありません。

実際に上越エリアでも「高めに出したけど1年間売れず、結局値下げして相場以下で売却」というケースをよく耳にします。
つまり 査定額=必ず売れる金額ではない ことを理解しておく必要があります。

「でも高く売れるなら挑戦したい!」
そんな気持ちもわかります。ですが現実には、空き家を放置するほど固定資産税や管理費用がかかり、解体費用も年々上がるリスクは理解する必要があります。


安い査定は要注意?大切なのは「理由を聞く」

査定額が安いと「この会社は信用できないのでは?」と思うかもしれません。
ですが、大事なのは なぜその査定になったのか理由を確認すること です。

たとえば、古い家付き土地を売る場合。
・「建物は劣化していてリフォーム費用が大きい」
・「解体して更地にしないと買い手が限られる」
といった理由があれば、当然査定は下がります。

逆に「相場はこの金額ですが、角地で日当たりが良いので需要は高い」など、根拠を示してくれる会社なら安心です。

例として、上越市内のある古家。
査定はA社800万円、B社1,200万円。
よく調べると、A社は「解体必須」を前提に査定していたのに対し、B社は「リフォームして住める層」を見込んでいたのです。
こうした背景を知るだけで、金額の違いに納得できますよね。


大手だから高く売れる?それは誤解です

「大手の不動産会社なら安心」「広告力があるから高く売れる」と思っていませんか?
実は、大手だから高値で売れるわけではないのです。

大手は確かに広告力は強いですが、査定額は結局「相場+経験」で決まります。
むしろ地域密着の会社の方が、その土地特有の需要や近隣事例に詳しいため、現実的に売れる金額を提示してくれることが多いのです。

たとえば、古いアパートを相続したケース。
・大手は「1,500万円」と査定したが売れず、1年後に1,000万円まで値下げ
・地元会社は「早期売却なら1,100万円」と提示 → 2ヶ月で成約

こうした違いは珍しくありません。
必ずしも大手のブランド力=高値売却ではないことを覚えておきましょう。


まとめ:後悔しないためにすべきこと

不動産査定額が違う理由は、
・仲介は「売主の希望価格」で出せるが売れる保証はない
・査定が安くても「理由」を聞けば納得できる
・大手だから高く売れるわけではない
この3点に集約されます。

ただし実際の売却では、解体費用や相続登記の有無、地域需要の特徴なども絡み、判断が複雑になります。

だからこそ、「正直に理由を説明してくれる会社」を選ぶことが重要です。

リライフでは、上越・妙高・糸魚川エリアの空き家や相続不動産の売却相談を数多く受けています。
片付け・解体が必要な場合もまとめてご案内できるので、余計な出費や手間を減らしながら最適な売却方法を提案できます。

「なぜこんなに査定額が違うの?」と不安になったら、まずは気軽にリライフへご相談ください。

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