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借地の家でも売れる!売主が必ず知るべき『5つの落とし穴と正しい進め方』

目次

「実家が借地なんだけど、この家って売れるの?」
「相続した借地の家を手放したいけど、地主(貸主)に何て言えばいいのか…」
「古家のまま売れる? 解体が必要? どこから手をつければ…」

あなたが今まさに抱えている不安は、決して特別なものではありません。

借地の売却は、普通の土地付き建物とは“まったく違うルール”で動くからこそ、
売主が最初に間違えると、時間もお金も大きく損をする可能性があります。

しかし――
正しい順番で進めれば、「借地でも売れる」は真実です。

この記事では、
借地の家を売りたい“売主”が、最初に知るべきポイントと、絶対に失敗しない進め方を、一つひとつ丁寧に解説します。


■ 借地の家の売却で“最初にぶつかる壁”

借地を売ろうとする多くの方が口にする悩みは3つ。

地主に何て言えばいいか分からない
売却の流れが普通の家とどう違うか分からない
自分の家なのに、自分の判断だけで動けないのが不安

でも安心してください。
借地の家を売るためのコツは、たった一つ。

「契約書+貸主への確認」がすべてのスタートライン

これさえ押さえれば、間違った方向へ進むことはありません。


■ 1. まず売主が絶対に確認すべきは“契約書”

借地の家を売りたいと思ったら、最初にすることは
「借地契約書を確認する」
これだけです。

契約書には必ず、

  • 契約期間
  • 更新の仕組み
  • 建物の譲渡の可否
  • 建替えや再契約に必要な条件
  • 貸主の承諾が必要な場面

これらが書かれています。

あなたが今どんなに不安でも、
契約書があれば売却の可能性が判断できますし、
逆に契約書を見つけないまま動くと、必ずつまずきます。

※「契約書が見つからない…」という方も安心してください。
後ほど、その場合の進め方もまとめています。


■ 2. 借地借家法は“借主を守る”法律 ― 売主にも追い風

借地借家法という言葉を聞くと難しく感じますが、
本質はとてもシンプルです。

借主が安定して生活できるように守る法律です。

この法律のおかげで、

  • 地主が理由なく契約を打ち切れない
  • 更新を簡単に拒めない
  • 売却も「絶対ダメ」とは言えない
  • 正当な理由が必要

というルールがあり、
実は売主(借主側)に有利な部分も多い法律です。

つまり、
「借地だから売れない」というのは誤解。

構造を理解すれば、売却への道は必ずあります。


■ 3. 定期借地か?普通借地か? ― 売却のしやすさが一目で変わる

借地には2種類あります。

● 普通借地(更新あり)

将来も住み続けられる契約なので、
買主が見つかりやすく売却しやすいタイプ。

● 定期借地(更新なし)

期間満了で土地を返す必要があります。
残り年数が短いと売却が難しいケースも。

売主が最初に把握すべきのは、この種類です。

例えば、
「定期借地・残り6年」の物件はそのままでは売れません。
ですが、リライフが実際にサポートしたケースでは、

・貸主と合意
・建物を解体して返還前の売却
・承諾料の調整
・相続人の負担ゼロで整理完了

このように、道が開けたケースがいくつもあります。

売れないのではなく、
“正しい話し方・正しい順番”で進めれば売れるのです。


■ 4. 借地売却で最大のキーポイント ― 「貸主の承諾」

売主として絶対に知っておくべきことがあります。

借地の家を売るときは、
貸主(地主)の承諾がほぼ必須です。

建物を売る=借地権を他人に渡す
という扱いになるためです。

ここで、よくある誤解があります。

「地主に相談したら断られそうだから後回しにしたい…」

気持ちは分かります。
ですが、貸主への相談を後回しにすると、必ず大きなトラブルに発展します。

むしろ、
早い段階で貸主に丁寧に説明するほうが、成功率は上がるのです。

リライフでは、貸主への説明文の作成や調整もすべて代行できます。
「何て言えば…」と悩む必要はありません。


■ 5. 借地の売却は“手順”が9割 ― 失敗しない黄金ルート

売主側がやるべき流れを完全に整理するとこちら。

STEP① 契約書を確認

期間・更新・承諾・譲渡の条件をチェック。

STEP② 貸主へ相談

言葉選びは極めて重要。
リライフが間に入る方がトラブルは激減します。

STEP③ 承諾料などの条件調整

金額はケースによって大きく違います。

STEP④ 古家のまま売るか?解体するか?

空き家・相続物件では、
片付け → 解体 → 売却 がセットで必要なことも多いです。

(※リライフは片付け・解体の実務まで一気通貫のため、
「何からやればいいか分からない」を全部解決できます)

STEP⑤ 買主を探して契約

借地は専門性が高いため、
借地売却の経験がある不動産会社に任せることが絶対条件。

※一般的な不動産会社は借地を扱ったことがない場合が多く、
結果的にトラブルになるケースはかなり多いです。


■ 6. 契約書がない…どうしたら?というあなたへ

借地では「契約書が見つからない」相談が本当に多いです。

その場合の進め方はこの通り。

  • まずは過去の更新時の資料を探す
  • 家族が保管している書類を再確認
  • 地主が控えを持っているケースが多い
  • どうしても見つからなければ、
     貸主と会話しながら状況を再構築することが可能

借地は“貸主の記憶が唯一の証拠”となるケースも少なくないため、
ここはプロの介入が非常に重要です。


■ まとめ:借地の家は売れる。大事なのは「順番」と「味方」

借地は難しそうに見えますが、
売主が守るべきポイントはシンプルです。

  • 契約書を確認
  • 種類(普通/定期)を把握
  • 貸主へ丁寧に説明する
  • 古家・相続物件は“片付け・解体”の判断が重要
  • 専門性の高い会社に任せる

ただ、ここまで読んでこう思いませんでしたか?

「地主にどう切り出せばいいのか分からない…」
「承諾料っていくら?自分だけで交渉して大丈夫?」
「片付けってどこまで必要?解体したほうが高く売れる?」
「そもそも、この物件の売却は本当に可能なの?」

どれも当然の疑問ですし、
むしろ“その不安を持っている売主さんこそ失敗しないタイプ”です。

借地は、進め方を間違えるだけで
数十万円〜100万円以上差がつく世界。

だからこそ――

借地を売るなら、まずはリライフへ相談してください。

貸主への説明、契約書の読み解き、片付け・解体の判断、
売却までの一連の流れをすべてサポートできます。

あなたが迷わないように。
あなたが損しないように。
そして、安心して次の一歩を踏み出せるように。

借地の売却は一人で抱えなくて大丈夫です。
一緒に最適なルートを見つけましょう。

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