火災保険って入った方がいいの?空き家にも必要?
目次
- そもそも火災保険ってどんな保険?
- 雪・風・落雷にも使える!?
- ただし、空き家は注意!
- 劣化した配管などの“隠れた被害”にも?
- 空き家でも最低限は入っておいた方がいい理由
- まとめ:知らなかったでは済まされない「備え」
こんにちは。
遺品整理・ゴミ屋敷清掃・孤独死現場の清掃を行っているリライフです。
今日はお客様からよく聞かれる質問、
「火災保険って入るべきですか?」
について、わかりやすくお話しします。
そもそも火災保険ってどんな保険?
名前だけ聞くと、「火事のときだけの保険」と思われがちですが、
実は違うんです。
火災保険は、**「家や建物の被害に対して広く補償してくれる保険」**です。
たとえば…
・落雷でテレビが壊れた
・台風で屋根が飛んだ
・大雪で雨どいが壊れた
こんなケースでも、火災保険で直せることがあります。
でも、意外とこのことを知らない方が多いんです。
「火災保険=火事だけ」だと思い込んでいて、
せっかくの補償を使わずに損している人もたくさんいます。
雪・風・落雷にも使える!?
例えば上越や妙高のような**雪国では「雪害」**が多いですよね。
「屋根の雪で雨どいが折れた」
「雪が落ちてカーポートが壊れた」
これも、火災保険の対象になるケースがあります。
また、強風や突風でフェンスが倒れた、
雷で給湯器やエアコンが壊れたなども、
補償対象に含まれることがあります。
つまり、火事以外の“自然災害”にも対応できる保険なんです。
ただし、空き家は注意!
ここで気をつけたいのが、空き家の場合です。
火災保険は「人が住んでいる家」を前提に作られています。
そのため、長期間住んでいない空き家だと、
適用されにくいケースが多いのが現実です。
たとえば――
・長年空き家のままの家で、風で瓦が落ちた
・凍結で配管が破裂して壁が濡れた
こんなときでも、
「管理が不十分」と判断されると補償が受けられないことがあります。
劣化した配管などの“隠れた被害”にも?
意外と知られていないのが、隠れた配管トラブルです。
家の中の壁や床の下を通っている配管が古くなり、
水漏れして壁紙や床がダメになるケースがあります。
このような場合、
「老朽化」ではなく「突発的な事故」と見なされれば、
火災保険で直せることもあります。
例えば――
・給湯器の配管が急に破裂して床が水浸しになった
・壁の中で水漏れして、クロスやフローリングがシミだらけに
こうした突発的な被害なら、申請次第で補償が受けられる可能性があります。
空き家でも最低限は入っておいた方がいい理由
「もう誰も住んでいないし、保険はいらないよね?」
そう思う方も多いですが、実は最低限の火災保険だけでも入っておく方が安全です。
なぜなら、
・落雷や風災は“住んでいなくても”起こる
・もし火事が起きた場合、近隣への延焼被害の責任を問われることがある
からです。
たとえば、
「空き家の電線がショートして火事になり、隣の家にも被害が…」
そんなとき、保険に入っていなければ数百万円単位の賠償になることも。
また、倒壊した屋根や外壁が通行人に当たった場合も、
火災保険の「個人賠償責任特約」でカバーできるケースがあります。
まとめ:知らなかったでは済まされない「備え」
火災保険という名前ですが、
実際は「雪・風・雷・水漏れ」など、さまざまなトラブルに使える保険です。
ただし、空き家や管理されていない建物は補償されにくいため、
定期的な見回りや最低限のメンテナンスも大切です。
リライフでも、片付けや清掃の際に
「これ、保険で直せたのに…」という事例を何度も見てきました。
もしあなたの家が、
「空き家のまま」「屋根が心配」「雨漏りしてる気がする」
という状態なら、
一度火災保険の内容を見直してみてください。
そして、片付けや点検も兼ねて、
**“家の健康診断”**をしてみるのもおすすめです。
空き家も大切な財産です。
守るための「備え」を、今のうちに整えておきましょう。
ご相談や片付けのご依頼は、
上越市の「リライフ」までお気軽にどうぞ。
火災保険を活用した修繕のアドバイスも可能です。
