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相続人が複数いる不動産売却で失敗しない4つの方法

目次

相続不動産の売却を成功させる秘訣

「実家を相続したけれど兄弟で話がまとまらない…」「空き家のまま放置しているけど税金や管理費が心配」「相続人が多いと売れないのでは?」
こうした声を私たちは多く聞きます。

相続不動産の売却は、相続人が1人の場合と比べて数倍むずかしいのが現実です。ですが、正しい流れを知り、実例をもとに行動すれば解決できます。

このブログを最後まで読んでいただくと、
✅ 相続人が複数いても売却できる流れが理解できる
✅ トラブルを避けるための具体策がわかる
✅ 余計な費用(解体や固定資産税)を抑える方法が見えてくる
そんな状態になります。

では早速、4つの方法を順番にお伝えしていきます。


1. 遺産分割協議とは?同意が必須になる理由

相続人が複数いる場合、不動産を売却するには相続人全員の同意が必要です。なぜなら、不動産は株や預金のように簡単に分けられない「共有財産」だからです。

例えば、、
父の自宅を3人の兄弟が相続。しかし長男は「売って現金で分けよう」、次男は「思い出があるから残したい」、三男は「固定資産税を払うのは嫌だから解体して売りたい」と意見がバラバラ。協議が進まず2年が経過、固定資産税だけで20万円以上を払い続ける羽目になりました。

ここで出てくる疑問は、、
「どうして全員が同じ意見にならないとダメなの?」
「1人でも反対したら絶対に売れないの?」
「もし相続人の中に行方不明の人がいたら?」

不安になりますよね。その思いは当然です。だからこそ専門家の調整が必要なのです。


2. 共有持分売却とは?抜け道になる方法

「全員の同意が取れない…」そんなときに登場するのが共有持分売却です。これは、自分が持つ持分(たとえば1/3など)を不動産会社や第三者に売る方法です。

実際にあった例。
兄弟3人で相続した土地。1人が「もう相続問題に関わりたくない」と持分を売却。最終的にその土地を丸ごと買い取った業者が更地にして販売しました。売却金額は想定より下がりましたが、悩みを抱えていた相続人は心からホッとしたと話していました。

ですが、、、
「共有持分を売ると、他の兄弟との関係が悪化しない?」
「安く買いたたかれるのでは?」
「そもそも持分だけ買ってくれる人なんているの?」

その不安、よくわかります。現実的には売れる場合と売れない場合があるからです。「持分売却」か「全体売却」かを冷静に比較できる専門家が必要です。


3. 解体すべき?古家付き土地の売却方法

相続した家が古くてボロボロ…。この場合、「解体して売る」か「古家付きで売る」かの判断が重要になります。

上越市内でも多いのが、昭和50年代に建てられた木造住宅。雨漏り、シロアリ被害、耐震性の問題…。そのままでは買い手がつかないケースがほとんどです。

例:
築45年の空き家。相続人4人が「解体費用150万円を4等分するのは嫌だ」と対立。結果的に古家付きで売却。買主は解体して新築用地にしましたが、売却価格は解体してから売っていた場合より200万円安くなったのです。

そんな話をすると、、
「じゃあ絶対に解体してから売ったほうがいいの?」
「解体費用は誰が負担するの?」
「もし相続人の中でお金を出せない人がいたらどうするの?」

このような現実的な問題が出てきます。だからこそ**「解体か現状売却か」もプロに試算してもらうことが最短ルート**なのです。リライフでは実際の相場をもとに、どちらが得かを無料で試算します。


4. 売却代金の分け方とトラブル回避法

最後のポイントは、売却代金をどう分けるか。遺産分割協議書で「売却後の代金は均等に分ける」と決めても、実際に振り込みの段階でトラブルになることが多いのです。

例えば:
・兄が先に全額を受け取り、妹に渡さなかったケース
・口座名義が1人になっていたため、残りの相続人が不信感を抱いたケース

こうした事例は珍しくありません。売却代金の受け取りは司法書士や不動産会社を通じて「直接分配」にするのが安心です。

「信頼できる不動産会社ってどう見分けるの?」
「地元じゃない相続人がいたら手続きできるの?」
「誰に相談すれば公平に進めてもらえるの?」

そう悩むのは当然です。だからこそ、地域密着で相続物件を扱っている会社を選ぶべきなのです。リライフは、上越・妙高・糸魚川エリアに特化し、相続相談から売却、解体、片付けまでワンストップで対応しています。


まとめ:迷ったら地元の専門家に相談を

相続人が複数いる場合の不動産売却は、

  1. 全員の同意(遺産分割協議)
  2. 共有持分売却という選択肢
  3. 古家を解体するかどうかの判断
  4. 売却代金の分配方法

まずは、この4つを押さえれば、大きなトラブルを避けられます。

ただし実際には、兄弟の気持ちや資金状況、建物の老朽化、地元相場…さまざまな条件が絡み合い、マニュアル通りには進みません。だからこそ「早めに相談」することが最大のリスク回避です。

リライフでは、相続人同士の調整から解体・片付けまでワンストップ対応。女性スタッフも在籍しているため、女性のお客様から「安心して話せた」と多くの声をいただいています。

「実家や相続した空き家をどうすればいいかわからない…」
そんなときは、ぜひリライフにご相談ください。

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