空き家売却と片付けはどちらを先にすべき?
こんにちは。リライフです。
本日は、空き家の片付けをさせて頂きました。納屋が特に大変でしたが無事に終了いたしました。
最近「実家が空き家になってしまったけど、売る前に片付けをした方がいいの?」というご相談をよくいただきます。
空き家問題は、誰にでも起こりうる身近なテーマです。特に女性の方から「親の荷物が残ったまま…」「どの順番で進めるのが正しいの?」という声を多くいただきます。
今日は、空き家を売却するときに片付けを先にすべきか?それとも後でもいいのか? という疑問にお答えします。
結論からお伝えすると…
- 早く現金化したいなら → 片付けせずにそのまま売却(現状有姿)
- 少しでも高く売りたいなら → 片付けをしてから仲介に出す
- 立地が良い土地なら → 片付けても片付けなくても大きな差はない
つまり、どちらが正解というよりも、「目的」によって選び方が変わります。
① 現金化を優先するなら「そのまま売却」
例えば「相続したけれど税金の支払いが大変だから、とにかく早く売りたい!」という方。
この場合は、わざわざ片付けをせずに “現状有姿”(げんじょうゆうし)と呼ばれる状態で売るのが一番早いです。
例:
- 親の古いタンスや布団が残ったままでも売れる
- 買主が「自分で片付ける」前提で購入してくれる
ただし、価格は安めになることが多いです。
② 高値で売りたいなら「片付けをしてから」
「少しでも高く売って生活資金にしたい」
「兄弟で分けるから、できるだけ金額を上げたい」
そんな場合は、片付けをして室内をスッキリ見せるのが有利です。
人は第一印象で大きく判断します。
例:
- 荷物が山積みの家 → 「ボロボロ」「暗い」「修理が大変そう」
- 荷物を片付けて掃除済みの家 → 「明るい」「すぐ住めそう」「きれいに使われていた」
この印象の差で、100万円以上の価格差が出ることもあります。
③ 土地の立地が良ければ「どちらでもOK」
もしその空き家が「駅チカ」「商業地」「人気の住宅地」などにある場合は、片付けても片付けなくても、買い手はすぐにつきます。
なぜなら、買主は 「土地」を目的に買うから です。
建物は壊して新しく建てる予定なので、中の荷物は関係ないのです。
例:
- 駅から徒歩5分 → 「すぐ建て替えるから荷物は関係ない」
- 商店街の近く → 「土地が貴重だから多少汚れていてもOK」
この場合、売却までのスピード感を重視して「片付けなし」で進めても問題ありません。
よくあるご相談と答え
Q. 家具や家電が残っているけど大丈夫?
→ はい、問題ありません。現状のまま買う人もいます。
Q. 荷物を片付けた方が良いのはどんな場合?
→ 住宅として住んでもらいたい場合や、高値で売りたい場合です。
Q. 空き家を片付ける費用はどれくらい?
→ ゴミの量や家の大きさによります。目安は数万円~数十万円。
例:
- 2DKアパート → 10万円前後
- 一軒家 → 30万円~50万円以上
ポイントまとめ
- 早く売りたい → そのまま売却
- 高く売りたい → 片付けてから仲介
- 土地が良い → どちらでも大丈夫
さいごに
空き家の売却は、片付けの順番によって結果が変わることがあります。
大事なのは「自分が何を優先したいのか?」を考えることです。
「すぐにお金が必要」なのか、
「少しでも高く売りたい」のか、
「手間をかけずに処分したい」のか。
その答えによって、正しい道が見えてきます。
リライフでは、遺品整理や空き家の片付けから、売却相談まで一貫してお手伝いしています。
もし「片付けと売却、どっちを先にすればいいの?」と迷ったら、ぜひお気軽にご相談ください。
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迷っている時間が長いほど、空き家の劣化は進み、価値は下がってしまいます。
まずは一歩、行動してみましょう。